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鉢植えの育て方の基本

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植物を育てる基本の考え方は、「生まれ故郷にいるようにしてあげる」こと。

お花屋さんで売っている花は、「家(生まれ故郷)」から連れてきていると考えて「家」に帰してあげるつもりで「出身地となるべく近い環境にしてあげる」のです。

「環境」=「温度・日当たり・水の量」を、なるべく出身地と近くしてあげます。

水も肥料も日光も、「あげればあげるほど良いのでは"ない"」ことに気をつけましょう。 全ての植物に共通して「こうすればよい」という画一の答えは、じつは、ありません。



●基本的な植物の育て方
1・冷暖房の風は避け、自然の風が通るところに置く
2・その植物にとって適当な明るさ・日当たりの場所に置く
3・その植物にとって適当な土の水分を保つ
4・その植物の生まれ故郷に近い温度の場所に置く

日当たり・水分量・適温は「その植物によって違う」ので、植物名で検索をして、出身地の環境を調べます。
そして、できるだけ出身地の環境に近くなるように、移動したり調節をしてあげます。

たとえば、サボテンのように「日当たり良く雨のない場所」に住んでいた植物は、同じように「良く日が当たり、でも雨は当たらない場所」に置いてあげます。肥料はいりません。

スズランのように「森の木の下の湿った土に生え、ひっそり木の下で咲く花」ならば、同じように「木の下や日陰に置いて、土が乾ききらないように」してあげます。

日本の平地にふつうに自生する植物なら、話は簡単。そのまま地面に植えてあげるのがベスト!
それで日当たりも水も温度も「その植物にとってちょうど良い」ので、あなたは「何もしなくてよい」ことになります。

極端に南国や北国生まれの植物でなければ、基本的には戸外に置いたほうが元気に育ちますよ。

具体的なQ&Aはこちらでご紹介しています



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